コバ磨きの新兵器
2013年 02月 05日
コバ(革の切り口)磨きは、労力と時間がかかる作業ぜよぉ。
ヌメ革の場合は、専用の糊を付けて以前紹介した磨き棒で
ちっくと力を入れもって、ただひたすらにツルピカになるまで
何10分も ”しこしこ” いや、”ごしごし”手を動かすわけよ。
クロームなめし革じゃったら、塗りコバ言うて
糊(1回)、形成糊(2回)、コバ液(2二回)を順次塗っては乾かし、その間に磨きをはさみ
都合5回の塗りを重ねる。その後磨き棒で磨いて仕上げる。
(これは、わしのやり方)
長財布のコバを仕上げるには、丸1日かかってしまう。
ほんじゃきに、この仕上げをせん人が結構おるみたいじゃけんど
仕上がりが全然違うてくる。
当然、耐久性も違う。
わしは、これにこだわっちゅうがじゃきぃ。
話が長ごうなったけんど、今回はヌメ革のコバ磨きの話ぜよぉ。
新しい相棒 ミニ、ルーター!
このルーターの先に硬い木で作った磨き棒を付ける。
左から、砥石、フェルト、2ミリ、3ミリ、5ミリ、10ミリを用意した。
今までは、この磨き棒を使いよった。
これからも、ちょっとの磨き等には使うつもりを しちゅう。
以前作ったヌメ革のビジネスバッグで試した。
何度か色々な方法を試しよったら、 これじゃぁー!のやり方が見つかった。
こりゃぁ~綺麗で、楽ちんじゃぁー!
この余った労力を他へ回したら、また別のことができる。
手前が今回処理した方。
以前に処理をしてある物の上に重ねて今回の処理をしたき、
写真ではあんまり差がわからんけんど、結構・・・・良い!
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by craft_m_12
| 2013-02-05 15:15