前回の革と糸の話
2011年 02月 19日
前回の革の話
何の革でしょう? の問題を簡単に答えられてしもうたちや。
答えは、魚のエイの革ぞね。
この革は、厚さも1ミリ位しかないし、柔らかい。
ほんで、財布なんかにするときは、裏に薄い革を張って使う必要がある。
サメの皮も、同じ処理をする必要がある。
エイの皮は、表面がかなり硬い。
だから、その昔 戦国時代には、鎧の下にこれを身に着けていたとの事。
この革の表面は、普通は でこぼこしちゅうけんど
写真の革は、それを機械で削ってつるつるにしちゅう。
この革は、衝動買いしたもんじゃき、何を作るかを未だ、決めちゃぁーせん。
何を作ったらえいか、アイデアがあったら、教えとうせ!
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これは、手縫い用で左が小、右が中細
麻糸を使うけんど、こんな風に毛羽立っちゅうがやきー。
ほんで、ロウとワックス、蜜蝋を混ぜたもんを糸に擦り付ける。
そうする事によって、縫う時の滑りを良くするのと、
縫うた後での毛羽立ちを少のうする。
これも手縫い用で、シニュウ糸
昔は動物(牛や馬が主)の腱から作っちょったらしけんど
今は、テトロン製が多い。
特徴は、1番に擦れに強い。
財布なんかは、長年使いよったら、糸が擦れて切れてしまうことがあるけんど、
この糸で手縫いをしたら、まず切れる事はないろうー。
その他は、糸の滑りが良い。
発色が良い。綺麗な色でいろんな色が作れる。
わしは、レインボー色以外は、このシニュウ糸を使いゆう。
値段は結構高いし、面倒くさいけんど
仕上がりが綺麗じゃし、 なにより強い!
これがシニュウ糸のアップ
荷作り用のビニール紐を想像したらえいろうー。
こんな風に、4~5本に裂いて、その箇所や作風に応じて
何本使うかを決める。
そして縫う長さを測って、その4~5倍の長さを切り、
ひねって丸い糸にして縫う。
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by craft_m_12
| 2011-02-19 15:10